神奈川臨海鉄道 その①(川崎地区) [臨海鉄道紹介]
臨海鉄道紹介も今回の10回目で最終回になります。
最終回は神奈川臨海鉄道を紹介致します。ここは紹介する所が
多いので3回に分けてお伝えしようと思います。
神奈川臨海鉄道は川崎市の臨海部に設けられた川崎貨物駅を
拠点として沿線の企業の貨物輸送を行うために設立された臨海
鉄道で川崎地区に浮島線・千鳥線・水江線の3路線を、横浜本牧
地区に本牧線を有しています。今回は川崎地区の路線について
紹介します。
写真は浮島線を行く石油タンカー列車で現在はこの浮島線から
発送される石油が神奈川臨海鉄道の輸送の大半を占めてます。
浮島線の中間駅の末広町駅を通過する石油列車です。末広町駅
にはコンテナホームがあり、川崎市のゴミコンテナ列車の“クリーン
かわさき号”の発着があります。駅構内には専用コンテナが留置
されているのが見られます。
浮島線の浮島駅構内です。左側の線路が本線で、右側のカーブして
いる線路がJOT浮島町メンテナンスセンターへの専用線になります。
なお、ここから先の本線への列車の運行はありません。
川崎貨物駅を出発する千鳥線への単機回送です。千鳥線は沿線の
旭化成の輸送が終了の後、一時期定期貨物が消滅しましたが、
日本触媒のエチレンの出荷が浮島町地区から千鳥町地区へ変更に
なったのに伴い、定期貨物が復活しております。
千鳥線の西群線です。隣接している日本触媒よりエチレンの発送が
あります。写真左側のエチレンコキが止まっているところが、エチレンの
荷役設備です。なお、この写真の手前にも線路は続いておりこの先の
千鳥町駅~市営埠頭まで続いていますが、市営埠頭からの甲種列車
の入線時以外、通常は列車の入線はありません。
旭化成専用線が健在な頃の西群線の様子です。当時はコンテナや
ラテックスタキの姿が見られました。
千鳥線を行くエチレンタンクコンテナ列車です。
川崎地区のもう一つの路線の水江線です。かつては多くの専用線
が接続しておりましたが、現在はすべて廃止されており、現在定期
列車の運行はありません。
神奈川臨海鉄道の拠点である川崎貨物駅です。構内には多くの
貨物が留置されているのが見られます。
構内の外れには神奈川臨海鉄道の塩浜機関区及びJR貨物の川崎
車両所が設置されており、隣接した公道から見学する事が出来ます。
その②に続きます。
最終回は神奈川臨海鉄道を紹介致します。ここは紹介する所が
多いので3回に分けてお伝えしようと思います。
神奈川臨海鉄道は川崎市の臨海部に設けられた川崎貨物駅を
拠点として沿線の企業の貨物輸送を行うために設立された臨海
鉄道で川崎地区に浮島線・千鳥線・水江線の3路線を、横浜本牧
地区に本牧線を有しています。今回は川崎地区の路線について
紹介します。
写真は浮島線を行く石油タンカー列車で現在はこの浮島線から
発送される石油が神奈川臨海鉄道の輸送の大半を占めてます。
浮島線の中間駅の末広町駅を通過する石油列車です。末広町駅
にはコンテナホームがあり、川崎市のゴミコンテナ列車の“クリーン
かわさき号”の発着があります。駅構内には専用コンテナが留置
されているのが見られます。
浮島線の浮島駅構内です。左側の線路が本線で、右側のカーブして
いる線路がJOT浮島町メンテナンスセンターへの専用線になります。
なお、ここから先の本線への列車の運行はありません。
川崎貨物駅を出発する千鳥線への単機回送です。千鳥線は沿線の
旭化成の輸送が終了の後、一時期定期貨物が消滅しましたが、
日本触媒のエチレンの出荷が浮島町地区から千鳥町地区へ変更に
なったのに伴い、定期貨物が復活しております。
千鳥線の西群線です。隣接している日本触媒よりエチレンの発送が
あります。写真左側のエチレンコキが止まっているところが、エチレンの
荷役設備です。なお、この写真の手前にも線路は続いておりこの先の
千鳥町駅~市営埠頭まで続いていますが、市営埠頭からの甲種列車
の入線時以外、通常は列車の入線はありません。
旭化成専用線が健在な頃の西群線の様子です。当時はコンテナや
ラテックスタキの姿が見られました。
千鳥線を行くエチレンタンクコンテナ列車です。
川崎地区のもう一つの路線の水江線です。かつては多くの専用線
が接続しておりましたが、現在はすべて廃止されており、現在定期
列車の運行はありません。
神奈川臨海鉄道の拠点である川崎貨物駅です。構内には多くの
貨物が留置されているのが見られます。
構内の外れには神奈川臨海鉄道の塩浜機関区及びJR貨物の川崎
車両所が設置されており、隣接した公道から見学する事が出来ます。
その②に続きます。