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陣屋町 室蘭市営崎守埠頭公共臨港線その① [廃止専用線]

室蘭市営崎守埠頭公共臨港線は室蘭本線の陣屋町(貨)駅から
伸びる陣屋町臨港線(正式には陣屋町駅の構内側線)の終着駅
である陣屋町臨港駅から伸びる専用線で、専用線の終端部には
室蘭港で水揚げされた木材チップの積み込み設備を有し、ここから
前回紹介した萩野にある日本製紙白老工場まで木材チップが輸送
されていましたが、ここからの木材チップ輸送については2008年
3月に廃止になりました。専用線内の運行管理ついては室蘭開発
が室蘭市より受託しています。

なお、この公共臨港線は正式には廃止になっていない模様で、
定期貨物の廃止後も廃車になった鉄道車両の海外への輸出時に
ごくまれに使用された実績があるそうです。室蘭開発のHPには
専用線の記載が残っています。
http://www17.plala.or.jp/murokai/)の事業紹介ページの
中の荷役施設管理に専用線の記載があります。

今回は陣屋町臨港駅及び陣屋町駅からの構内側線の様子について
紹介致します。写真は陣屋町臨港駅構内の様子です。
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駅構内にはヤードがあり、留置中のワム車の姿が見られました。ここ
から木材チップの積み込み設備までが専用線区間(崎守埠頭公共
臨港線 山手線)になります。
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埠頭の奥にはチップヤードがあり、室蘭港で水揚げされた木材チップ
が山積みになっていました。
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また、駅構内の西側にも専用線が延びていましたが、(崎守埠頭公共
臨港線 海手線)こちらは一度も使用された事がないそうです。
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陣屋町臨港駅の駅舎です。
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良く見ると室蘭開発の陣屋現業所の建物に間借りしているみたい
ですね。( ´ω` )
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構内には木材チップの積み込みが完了したワム80000 480000番台
がスタンバっていました。
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しばらくすると陣屋町駅からDD51がやって来ました。
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カマの汚れ具合がたまりません。 (゚∀゚ ) シブイ
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到着したDD51は早速、ヤードに留置されているワム車の先頭に連結し
発車の時刻までしばし待機します。
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木材チップ貨車を連ねたDD君が、かっこいいですね~。 ( ´∀`)
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発車時刻になると列車は萩野駅に向けて発車して行きました。
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陣屋町駅の構内側線を行く列車です。陣屋港駅~萩野駅間は
1日1往復のみの運行でしたので、撮影の難易度は高めでした。
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こちらは冬の様子です。訪問した日は結構な大雪でしたが、北海道
らしい専用線の風景が撮影出来て大満足でした。
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屋根に設置された防水シートが大活躍していました。 (゚∀゚) アヒャ
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【おまけ】
陣屋臨港駅の近くにある室蘭港フェリーターミナルの岸壁からは
対岸にある日本製鋼所室蘭製作所の専用鉄道の一部を見る事が
出来、運が良ければ製鋼所の貨車の姿を見る事が出来ます。
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こちらはぱっと見はJRのコキ車みたいですね。
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次回は専用線の様子を紹介します。 (・ω・)ノシ




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