8月某日 片上鉄道めぐり その② [博物館・保存車両他]
前回の続きです。 ( ・・)ノ
今回は保存されている車両たちを紹介します。
訪問した日はホームの手前側に客車のホハフ3002(元国鉄オハ351227)が
留置されていました。
車内には入れないものの、デッキは開放されていたので、ちょっと入ってみました。
デッキから車内を覗いてみると、懐かしいニス塗りの車内のままで保存されて
されていました。天井の丸い蛍光管と扇風機がまた素敵です。
ホハフ3002の隣にはキハ303がいました。昭和9年製の元国鉄キハ41071で、
元はガソリンカーだったそうですが、片上鉄道入線後にエンジンがディーゼル化
されたそうです。これだけ古い車両が動態保存されているとは驚きです。
キハ303の前にはキハ312が繋がれていました。
キハ312は昭和28年製の自社発注の気動車でこちらも当初はガソリンカーだった
そうですが、のちにキハ303同様にエンジンがディーゼル化されたそうです。
また吉ヶ原駅構内の貨物側線には3両の貨車が留置されていました。
ワム80000そっくりのこの車両はワム1807と表記されていますが、国鉄から
譲渡された元国鉄ワム18470との事です。
きれいに再塗装がされていますね。
こちらは訪問した日の写真ではありませんが、以前訪問した時には小野田港から
周匝宛の貨車車票と貨車表示票が挿されていました。
ワム1807の隣にはトラ814と
ブルーシートがかけられて分かりづらいですが、トラ840が繋がっていました。
これらトラ車は片上鉄道が施設された目的であった柵原鉱山で産出される
硫化鉄鉱を片上港まで輸送する為に使用されていた車両たちで、現役時代は
トラ車やトム車が37両も連ねていたそうです。
奥の検収庫の方にも車両たちがいるのが見えます。
検収庫前にはDD13-551が鎮座していました。
また、検収庫内には自社発注の客車であるホハフ2003と2004が整備中でした。
オープンデッキなのが激シブです。
さらにDD13-551とホハフ2003との間にある踏切を渡ると、元岡山臨港鉄道の
キハ7001号の運転台部が保存されています。
運転台にはキハ7001号の沿革が表示されていました。
いや~なんとも良い雰囲気ですね^^
DD13-551の横の線路には2両の黒貨車も展示されていました。これらは柵原
鉱山資料館の展示施設で柵原駅での硫化鉄鉱の積み込み風景を再現している
そうです。
展示されているのはトム519と
ワフ102(元国鉄ワフ22006)です。こちらの2両は展示運転線につながって
いない線路にある為、静態保存車になります。以前はトム519の横にトラ840も
いましたが、先に紹介した通りトラ840は展示運転線の方へ移動し、動態保存
となっています。
こちらが柵原鉱山資料館です。入館は有料ですが、管内には坑道を模した
展示などがかなり充実しているので、おすすめです。
柵原ふれあい鉱山公園では実際に鉱山内で使用されていた各種車両等も多数
展示されています。
いや~たまりません。 (´Д` ) ハアハア
一部線路が敷設されているところもあったりします。もしかして展示運転も
あるのでしょうか?是非見てみたいものです。
最後に展示運転線の先の方へ行ってみます。
展示運転線の横には歩道が整備されています。
おっ!! 見えて来ましたよ。
こちらが黄福柵原駅です。2014年に展示運転線を延長して新しく設置されました。
かつてこの先にあった柵原駅を模しているそうです。
柵原駅の駅名標もありました。
こちらが駅舎です。
駅のホームにはキハ702の姿がありました。
キハ702は昭和11年製の元国鉄キハ075で、原型を保ったキハ07はこのキハ
702の他は九州鉄道記念館のキハ07 41号だけだそうです。
流線型の前頭部が美しいですね。
最後に黄福柵原駅から吉ヶ原駅方面です。なんとも懐かしさを感じる良い風景
ですね。末永く残ってもらいたいものです。
【おまけ①】
正式な柵原ふれあい鉱山公園の保存車では無いみたいですが、駐車場横に
かつて可部線で活躍し、広島市内の模型店で保存されていたクモハ73-383の
前頭部が保存されています。
【おまけ②】
赤磐市内の国道484号線沿いの菊ヶ峠のドライブインにキハ311が保存されて
います。保存というよりは放置に近い感じで、訪問した2年前の時点ではかなり
荒廃していたので行く末がちょっと心配です。
今回は保存されている車両たちを紹介します。
訪問した日はホームの手前側に客車のホハフ3002(元国鉄オハ351227)が
留置されていました。
車内には入れないものの、デッキは開放されていたので、ちょっと入ってみました。
デッキから車内を覗いてみると、懐かしいニス塗りの車内のままで保存されて
されていました。天井の丸い蛍光管と扇風機がまた素敵です。
ホハフ3002の隣にはキハ303がいました。昭和9年製の元国鉄キハ41071で、
元はガソリンカーだったそうですが、片上鉄道入線後にエンジンがディーゼル化
されたそうです。これだけ古い車両が動態保存されているとは驚きです。
キハ303の前にはキハ312が繋がれていました。
キハ312は昭和28年製の自社発注の気動車でこちらも当初はガソリンカーだった
そうですが、のちにキハ303同様にエンジンがディーゼル化されたそうです。
また吉ヶ原駅構内の貨物側線には3両の貨車が留置されていました。
ワム80000そっくりのこの車両はワム1807と表記されていますが、国鉄から
譲渡された元国鉄ワム18470との事です。
きれいに再塗装がされていますね。
こちらは訪問した日の写真ではありませんが、以前訪問した時には小野田港から
周匝宛の貨車車票と貨車表示票が挿されていました。
ワム1807の隣にはトラ814と
ブルーシートがかけられて分かりづらいですが、トラ840が繋がっていました。
これらトラ車は片上鉄道が施設された目的であった柵原鉱山で産出される
硫化鉄鉱を片上港まで輸送する為に使用されていた車両たちで、現役時代は
トラ車やトム車が37両も連ねていたそうです。
奥の検収庫の方にも車両たちがいるのが見えます。
検収庫前にはDD13-551が鎮座していました。
また、検収庫内には自社発注の客車であるホハフ2003と2004が整備中でした。
オープンデッキなのが激シブです。
さらにDD13-551とホハフ2003との間にある踏切を渡ると、元岡山臨港鉄道の
キハ7001号の運転台部が保存されています。
運転台にはキハ7001号の沿革が表示されていました。
いや~なんとも良い雰囲気ですね^^
DD13-551の横の線路には2両の黒貨車も展示されていました。これらは柵原
鉱山資料館の展示施設で柵原駅での硫化鉄鉱の積み込み風景を再現している
そうです。
展示されているのはトム519と
ワフ102(元国鉄ワフ22006)です。こちらの2両は展示運転線につながって
いない線路にある為、静態保存車になります。以前はトム519の横にトラ840も
いましたが、先に紹介した通りトラ840は展示運転線の方へ移動し、動態保存
となっています。
こちらが柵原鉱山資料館です。入館は有料ですが、管内には坑道を模した
展示などがかなり充実しているので、おすすめです。
柵原ふれあい鉱山公園では実際に鉱山内で使用されていた各種車両等も多数
展示されています。
いや~たまりません。 (´Д` ) ハアハア
一部線路が敷設されているところもあったりします。もしかして展示運転も
あるのでしょうか?是非見てみたいものです。
最後に展示運転線の先の方へ行ってみます。
展示運転線の横には歩道が整備されています。
おっ!! 見えて来ましたよ。
こちらが黄福柵原駅です。2014年に展示運転線を延長して新しく設置されました。
かつてこの先にあった柵原駅を模しているそうです。
柵原駅の駅名標もありました。
こちらが駅舎です。
駅のホームにはキハ702の姿がありました。
キハ702は昭和11年製の元国鉄キハ075で、原型を保ったキハ07はこのキハ
702の他は九州鉄道記念館のキハ07 41号だけだそうです。
流線型の前頭部が美しいですね。
最後に黄福柵原駅から吉ヶ原駅方面です。なんとも懐かしさを感じる良い風景
ですね。末永く残ってもらいたいものです。
【おまけ①】
正式な柵原ふれあい鉱山公園の保存車では無いみたいですが、駐車場横に
かつて可部線で活躍し、広島市内の模型店で保存されていたクモハ73-383の
前頭部が保存されています。
【おまけ②】
赤磐市内の国道484号線沿いの菊ヶ峠のドライブインにキハ311が保存されて
います。保存というよりは放置に近い感じで、訪問した2年前の時点ではかなり
荒廃していたので行く末がちょっと心配です。