SSブログ

倉賀野駅貨物基地 その① [貨物駅紹介]

先日久しぶりに倉賀野駅に行って来たので、久々に貨物駅の紹介をさせてもらい
たいと思います。 ( ´∀`)

倉賀野駅のJR貨物の施設は高崎線倉賀野駅の東側約1kmのところに位置し、
構内には広大なヤードが広がっています。ここは“倉賀野駅貨物基地”と呼ばれて
おり、駅入口の表札にもその名が掲げられています。
0.JPG

駅の横には国道17号線が通っており、陸橋の上から広大な駅構内を一望する
事が出来ます。
1.JPG

ここのメインは石油輸送で、駅の南側には日本オイルターミナル高崎営業所の
油槽所が広がっています。
2.JPG

3.JPG

タキ車の荷役中の姿も遠目に見る事が出来ます。写真には写っていませんが、
最近は遊休タンクの有効活用策としてメタノール輸送も行われており、コキ200に
載ったメタノールタンクコンテナがここで荷役する様子も見る事が出来ます。
4.JPG

タンクローリーの荷役の様子も見る事が出来ますよ。
5.JPG


また駅の北側にはコンテナホームがあり、主に12fコンテナを取り扱っています。
6.JPG

コンテナホームは駅の南側の方にもあります。
7.JPG

写真には主に12fコンテナが写っていますが、
8.JPG

奥の方は化成タンクコンテナの基地になっており、各種化成品コンテナの荷役の
様子を見る事が出来ます。
9.JPG

10.JPG


またコンテナホームの隣にはヤードが広がっており、遊休貨車の留置等に使用
されていますが、近年はあまり使用されていないみたいです。
11.JPG

ここはかつては廃車機関車の墓場としても有名で、最期の時を待つ機関車たちの
姿を見る事が出来ました。
12.JPG

最後のEF65F型だった515号機や
13.JPG

特急色のEF65539号機もここで最期の時を迎えました。
14.JPG


倉賀野駅貨物基地は石油荷役線を除き、コンテナホームなどに直接入線する
事が出来ない構造になっている為、コンテナホームへは一旦、駅の東側奥の
引上げ線に引き上げてから入線します。この引上げ線はかなり長く、終端は
高架になっています。
15.JPG

引上げ線の途中にある第1栗崎(A)踏切の近くには検修庫があり、ジェイアール
貨物北関東ロジスティクス所属のDE10(機械扱い)が休んでいる姿を見る事が
出来ます。
16.JPG

かつてはジェイアール貨物北関東ロジスティクスの前身の高崎運輸所属の
スイッチャー君の姿も見る事が出来ました。
17.JPG

この子はかつて倉賀野駅(旅客)に接続していた日本たばこ産業高崎工場専用線
で働いていた子で、専用線廃止後はしばらくの間ここに留置されているのが見られ
ましたが、いつの間にかいなくなってしまいました。
18.JPG


第1栗崎(A)踏切はここで働くカマたちの溜まり場になっており、入換え作業の
合間に小休止している姿を間近で見る事が出来ます。但し、この踏切からの
構内撮影は最近禁止になってしまった模様で、踏切りのまわりには『撮影禁止』
の看板が多数取り付けられていたので、このアングルでの撮影は出来なくなって
しまいました。お気に入りの場所だったので、残念です。 (´・ω・`) 
19.JPG

20.JPG

21.JPG


駅の入口付近にある第二中里前踏切の周辺では倉賀野駅(旅客)との間の側線
(主線)を行き来する列車を撮影する事が出来ます。
22.JPG

23.JPG


また、倉賀野駅(旅客)ではJR貨物のカマとの列車授受の様子を撮影する事が
出来ます。
24.JPG

25.JPG

26.JPG


次回は先日訪問した時の様子をお伝えします。 (・ω・)ノシ






【おまけ】
貨物基地の西側にはセメントターミナル高崎営業所の専用線があり、1999年
までセメント輸送が行なわれていました。写真は2006年の様子ですが、当時
は遊休貨車たちが荷役線に留置されていて、さながら現役の様でした。
27.JPG

グリーンの塗色が特徴的だったセメントターミナルのタキ1900も懐かしいです。
28.JPG

先日の訪問時に覗いてみましたが、嬉しい事に荷役線は、ほぼ当時のままで
残っていてくれました。
29.JPG





nice!(61) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 61