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5月某日 根岸・浮島町 [専用線日記]

5月のある日、お会いたい方々に、もしかしたら会えるかな~っと根岸・浮島町にちょこっと出掛けて来ました。 ( ´∀`)

まずは根岸駅へ。駅につくとちょうど本牧線の54レがやって来るところでした。
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54レを牽いて来たDD55 16は構内でちょこっと入換えを行なったのち、あっという間に横浜本牧駅に帰って行きました。 (。・ω・)ノ バイバイ
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その後もしばし待っていましたが、スイッチャー君がやって来る気配がありません。 桃太郎の入換えの様子を眺めながらさらに待っていると
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やっと製油所からタキ車がやって来ましたが・・・
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残念ながら押してきたのはNDD5602でした。
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もしかしたら新型スイッチャーに会えるかも?と思って来ましたが、この日姿を見る事は出来ませんでした。 (´・ω・`) ザンネン
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根岸のあとは浮島町に向いましたが、途中で川崎車両所に寄り道すると、ラッキー!! な事にちょうど入換え作業中でした。 ヽ(´∀`)ノ イェーイ
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スイッチャーはしばらく奥の留置ヤードで入換えを行なって仕事を終えると
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そのままスイッチャーの留置位置に戻って行きました。
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最後はこの日の目的地の浮島町へ。 最奥部にあるJOT川崎メンテナンスセンターに行ってみると、メンテナンスが終わって翌朝に出場するタキ車が留置されている位置に
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お目当てのタキ44156がいました。
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訪問の数日前、タキ44000形式の最後の1両になっていたタキ44156が役目を終えて、廃車回送前のメンテンスにここに入場しているとの情報が流れていました。 もしかしたら、もう一度この目で見る事が出来るかもしれないと思いやって来ました。
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タキ44000形式は石油類(灯油・重油)専用のタンク車で、ガソリン用のタキ43000と比べて全長が短いタンク体が特徴的でした。 このずんぐりむっくりした姿が個人的に好みでした。 
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時代の流れとはいえ、寂しいですね。
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最後なので細かい部分もじっくりと撮影させてもらいました。
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こちらはC重油取り卸し用の蒸気加熱管です。 石油類専用のタキ車には粘土の高いC重油用に加熱管が装備されていましたが、近年はC重油の輸送は無くなりガソリン専用車の臨時種別変更で対応できる様になったこともタキ44000形式の引退に繋がりました。
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写真の様に蒸気加熱管のバルブは開かない様に針金で止められていました。
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タキ44000をもう見る事が出来ないと思うと寂しいです。
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車体には『保存して』との文字もありました。
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この後は名古屋臨海鉄道の東港駅で解体される模様です。
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洗浄済票には
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メンテンスセンターの職員さんの『タキ44000形式 最終運用車 石油タンク車輸送を支え57年 おつかれさまでした』との手書きのメッセージが添えられていました。 (´;ω;`)ブワッ
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また、タキ44156の隣にはタキ43352(タキ43000形式)も連なっていました。タキ44156と一緒にに東港駅に向かうみたいです。
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ダメ元で来てみましたが、最後にタキ44156会えて良かったです。





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