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神奈川臨海鉄道 その③(専用線・車両) [臨海鉄道紹介]

最終回は川崎地区の専用線と車両の紹介をします。

まずは浮島線の最奥部にある日本石油輸送川崎メンテナンス
センター専用線です。ここでは石油タキのタンク内洗浄及びその他
メンテナンスが行われております。
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かつては日本石油輸送川崎メンテナンスセンターの先に日本触媒
専用線が接続しており、化成タキによるエチレン・エチレングリコール
の出荷がありましたが、エチレン出荷の千鳥町地区への移管及び
エチレングリコール輸送の廃止により、専用線も廃止になっております。
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浮島町にある川崎地区最大の荷主である東燃ゼネラルの専用線
です。ここより関東各地に石油が出荷されております。
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末広町の東芝専用線です。写真はキグナス石油からの輸送があった頃
のもので、当時は東芝・キグナス石油が共用で使用しておりましたが、
キグナス石油の輸送終了に伴い、現在は東芝の変圧器輸送にのみ
使用されております。
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千鳥町線の西群線にある日本触媒のエチレン荷役施設です。
一時期千鳥町線は定期貨物が無くなっておりましたが、日本触媒
のエチレン輸送開始により定期貨物が復活しております。
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ここではコキ車の入れ替えにアントが使用されております。
アントが動く姿が見られる所も少なくなりました。
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千鳥東線にある昭和電工のプチ側線です。ここも一時期貨物の発着が
なくなりましたが、EDTA輸送開始に伴い、不定期ながら貨物が復活
しております。
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かつては沿線の旭化成に専用線があり、コキ車・化成タンク車の
入線がありましたが、既に廃止になっております。
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最後にかなりんの車両達です。
現在の主力機関車のDD60です。
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数が少なくなってきたDD55です。写真は旧色で、現在はDD60に
準じたカラーに塗り替えが進んでいます。
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日本石油川崎メンテナンスセンターのスイッチャー君です。
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JR貨物川崎車両所のスイッチャー達です。
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千鳥西群線のアント君です。現在は屋根付の新車が入った
模様です。
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神奈川臨海鉄道 その②(本牧地区) [臨海鉄道紹介]

神奈川臨海鉄道には前回紹介した川崎地区の他に横浜本牧
地区にも本牧線を有しております。

本牧線はJR根岸線根岸駅から横浜本牧駅~本牧埠頭駅を
結ぶ路線です。また横浜本牧駅からは国際埠頭に至る国際
埠頭専用線が接続しています。

写真は横浜本牧駅構内の様子です。
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横浜本牧駅駅舎と機関区です。写真の機関庫の中に蒸気機関車
C56の保存機が眠っています。
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構内は近隣の新日本石油関連のタンクコンテナや化成品タンク
が多く見られます。以前は当駅から仙台臨海鉄道仙台港駅への
海上コンテナ専用列車が運転されており、その頃は色とりどりの
海上コンテナの姿も数多く見られました。
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本牧線終着の本牧埠頭駅です。横浜港より輸出される製品が
到着します。なお以前仙台港駅への海上コンテナ専用列車が
健在な頃は一時的に本牧埠頭駅からも国際海上コンテナの
出荷実験を行っておりましたが、専用列車自体の廃止により
実験も終了しました。
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本牧埠頭を横浜本牧駅に向かうコンテナ列車です。本牧埠頭駅は
現在は12fコンテナをのみを扱っています。
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海上コンテナ出荷実験を行っていた頃の様子です。
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横浜本牧駅から分岐する国際埠頭専用線です。従来、国際埠頭
より上越線の渋川駅まで工業塩の輸送が行われておりましたが
2005年に工業塩の輸送が終了しその後は休止線となっております。
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終点の国際埠頭です。埠頭内が立ち入り禁止のためこんな
写真しかありません。既に廃止後の様子です。
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その③に続きます。






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神奈川臨海鉄道 その①(川崎地区) [臨海鉄道紹介]

臨海鉄道紹介も今回の10回目で最終回になります。

最終回は神奈川臨海鉄道を紹介致します。ここは紹介する所が
多いので3回に分けてお伝えしようと思います。

神奈川臨海鉄道は川崎市の臨海部に設けられた川崎貨物駅を
拠点として沿線の企業の貨物輸送を行うために設立された臨海
鉄道で川崎地区に浮島線・千鳥線・水江線の3路線を、横浜本牧
地区に本牧線を有しています。今回は川崎地区の路線について
紹介します。

写真は浮島線を行く石油タンカー列車で現在はこの浮島線から
発送される石油が神奈川臨海鉄道の輸送の大半を占めてます。
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浮島線の中間駅の末広町駅を通過する石油列車です。末広町駅
にはコンテナホームがあり、川崎市のゴミコンテナ列車の“クリーン
かわさき号”の発着があります。駅構内には専用コンテナが留置
されているのが見られます。
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浮島線の浮島駅構内です。左側の線路が本線で、右側のカーブして
いる線路がJOT浮島町メンテナンスセンターへの専用線になります。
なお、ここから先の本線への列車の運行はありません。
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川崎貨物駅を出発する千鳥線への単機回送です。千鳥線は沿線の
旭化成の輸送が終了の後、一時期定期貨物が消滅しましたが、
日本触媒のエチレンの出荷が浮島町地区から千鳥町地区へ変更に
なったのに伴い、定期貨物が復活しております。
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千鳥線の西群線です。隣接している日本触媒よりエチレンの発送が
あります。写真左側のエチレンコキが止まっているところが、エチレンの
荷役設備です。なお、この写真の手前にも線路は続いておりこの先の
千鳥町駅~市営埠頭まで続いていますが、市営埠頭からの甲種列車
の入線時以外、通常は列車の入線はありません。
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旭化成専用線が健在な頃の西群線の様子です。当時はコンテナや
ラテックスタキの姿が見られました。
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千鳥線を行くエチレンタンクコンテナ列車です。
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川崎地区のもう一つの路線の水江線です。かつては多くの専用線
が接続しておりましたが、現在はすべて廃止されており、現在定期
列車の運行はありません。
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神奈川臨海鉄道の拠点である川崎貨物駅です。構内には多くの
貨物が留置されているのが見られます。
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構内の外れには神奈川臨海鉄道の塩浜機関区及びJR貨物の川崎
車両所が設置されており、隣接した公道から見学する事が出来ます。
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その②に続きます。

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名古屋臨海鉄道 [臨海鉄道紹介]

臨海鉄道紹介の9回目は名古屋臨海鉄道を紹介します。
名古屋臨海鉄道はJR笠寺駅から名古屋港東地域を結んでいる
臨海鉄道で東港線、南港線、昭和町線、汐見町線、東築線を
有しております。

写真は東港駅を出発する石灰石列車です。この列車は西濃鉄道の
乙女坂から南港線沿線の新日鐵名古屋製鉄所間で運行されて
おります。
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名古屋臨海鉄道の中枢の東港駅の様子です。構内には機関区・
ヤードがあり、多くの機関車・貨車が留置されているのが見られます。
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写真には貨車マニアに有名なトキ21500の姿が見られますが、
既に過去のものとなってしまいました。
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南港線の名古屋南貨物駅です。南港線はここからさらに知多駅まで
伸びておりますが、現在列車の運行はここまでとなっております。
写真にはTOYOTA LONGPASS EXPRESSで使用されるコンテナ
車が留置されているのが見られます。
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昭和町線の様子です。昭和町線はほぼ前線が沿線の東亞合成の
敷地に沿って敷設されており、化成品タキの入線が見られましたが、
輸送の終了に伴い、現在は休止状態です。
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昭和町線の末端部には苛性ソーダの荷役施設があり、公道から
このディープな光景を見学する事が出来ました。
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汐見町線の汐見町駅ヤードの様子です。現在は列車の設定は
ありません。写真には石油タンク車が留置されているのが見られ
ますが、一時期余剰タンク車が疎開留置されているのが見られた
時期の様子です。
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東築線で有名な名鉄築港線との平面クロスです。東築線は定期
列車の設定は無く不定期で甲種車両の搬入に使用されています。
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名古屋臨海鉄道は名古屋貨物ターミナルの入れ替え業務も受託
しており、ここでも名古屋臨海鉄道の機関車が見られます。
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名古屋臨海鉄道の機関車達です。DD13タイプのND552と新型の
ND60が在籍しております。
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【おまけ】
東港駅の片隅には救援車としてワ1型が在籍しております。
今となってはこのような古典的な貨車が現役で現存しているのは
奇跡的です。
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京葉臨海鉄道 [臨海鉄道紹介]

臨海鉄道8回目は京葉臨海鉄道を紹介します。
京葉臨海鉄道は千葉県の京葉コンビナート地帯を貫いている
臨海鉄道で蘇我駅~千葉貨物駅~京葉久保田駅間の
21.6Kmを結んでおります。

日本最初の日本国有鉄道(国鉄)・沿線自治体・沿線進出企業が
出資する臨海鉄道でもあり、また国内最大級の貨物取り扱いを
誇っております。

写真は臨海本線を行くKD55 201の牽くコンテナ列車です。
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千葉貨物駅近くの村田川鉄橋を渡るKD55 105の牽く石油列車です。
写真のKD55 105は長らく休車になっていましたが、先日整備の上
仙台臨海鉄道に譲渡されました。
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市原分岐の先に京葉市原駅があり、富士電機の専用線が接続して
おります。ここからは不定期で変圧器の出荷があります。
写真は出荷準備の整ったシキ1000に積載された変圧器です。
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浜五井駅に停車する石油列車です。浜五井駅からはコスモ石油
専用線が分岐しており、ここより首都圏各地に石油が出荷されます。
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浜五井駅を通過する京葉久保田行きコンテナ列車です。
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コンテナ扱いを行う玉前駅です。ホーム1面のみの小規模な駅です。
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列車の交換が行われている前川駅です。専用線の接続等は現在
無く、信号場として機能している模様です。
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終点の京葉久保田駅です。コンテナ扱いを行っており、化成品輸送
用タンクコンテナ・ホッパーコンテナ等が見られます。
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上記のほかにも甲子駅、椎津駅、北袖駅があり、甲子駅からは極東
石油の専用線が接続され石油の出荷があります。

【おまけ】
浜五井駅のかわいい駅名標です。
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鹿島臨海鉄道 [臨海鉄道紹介]

臨海鉄道紹介の7回目は鹿島臨海鉄道を紹介します。
鹿島臨海鉄道は大洗鹿島線と鹿島臨港線の2路線を有し、大洗
鹿島線では旅客営業を、鹿島臨港線では貨物の取り扱いを
行っております。

鹿島臨港線は鹿島サッカースタジアム駅~神栖~奥野谷浜駅を
結び鹿島工業地帯の工業製品の輸送を行っています。

写真は鹿島サッカースタジアム駅に進入するコンテナ列車です。
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鹿島サッカースタジアム駅で顔を合わせたEF65と鹿島臨海鉄道の
KRD5です。
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神栖駅における入れ替えの様子です。駅の西側にある公園から
構内を見渡すことが出来ます。濃硝酸タキの姿は今では見られなく
なってしまいました。
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神栖駅構内にたたずむ6000系気動車です。駅構内に車両基地が
ある為、旅客車両も留置されているのが見られます。
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臨港線の終点にある三菱化学鹿島事業所内にあるエチレンの
荷役設備とエチレンタンクコンテナを積載したコキ200です。
かつてここから関西本線〔塩浜貨物線〕塩浜駅までの運用が
ありましたが、残念ながら昨年廃止になってしまい、現在はここ
まで列車が来る事はありません。
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現在臨港線の神栖~奥野谷浜間の唯一の輸送となったJSR
鹿島工場への列車が到着した様子です。ここへはコンテナ車の
入線があります。画像の列車にはJSR向けのコンテナ車と
濃硝酸タキが併結されていますが、かつてはこの先の武田薬品
鹿島工場向けに濃硝酸の輸送が行われていました。
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臨港線の神栖~奥野谷浜間を走る列車です。臨港線の神栖~
奥野谷浜間の運行は朝の1往復のみの運行の為、撮影はなかなか
困難です。
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鹿島臨海鉄道の機関車達です。DD13タイプのKRDと近年導入された
KRD64型が在籍しています。
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【おまけ】
神栖駅の構内には防火水槽代わりに設置されている様子の元タキ
9900と思われる廃車体が見られます。今となっては結構貴重品です。
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衣浦臨海鉄道 [臨海鉄道紹介]

久しぶりに臨海鉄道紹介に戻ります。臨海鉄道紹介の6回目は
衣浦臨海鉄道を紹介します。衣浦臨海鉄道は愛知県の衣浦
臨海工業地帯を走る臨海鉄道で路線はJR武豊線の東浦駅~
碧南市を結ぶ碧南線と東成岩駅~半田埠頭駅を結ぶ半田線の
2路線を有しています。

写真は碧南市を出発するフライアッシュ列車です。
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碧南線の終着駅の碧南市駅です。炭酸カルシウム・フライアッシュの
荷役施設が見えます。かつてはここから権現崎まで路線が伸びて
おりましたが、今は廃止となっております。
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大府駅に停車する炭酸カルシウム列車です。碧南線の列車は
三岐鉄道東藤原駅隣接の太平洋セメント藤原工場へのフライ
アッシュ(石炭灰)及び碧南市の中部電力碧火力発電所向けの
炭酸カルシウムの双方向輸送が行われております。
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半田線終着駅の半田埠頭駅です。コンテナ扱いがメインです。
以前は廃車貨車の解体も行われており、構内には役目を終えた
貨車たちが数多く留置されているのが見られました。
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半田埠頭駅構内の機関庫です。機関庫前に部品取り用のDE11
と思われる車体が見えます。
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衣浦臨海鉄道で活躍するKE65型機関車です。基本DE10と同一
の仕様で、1~3・5号機の4両が在籍しております。
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最後に炭酸カルシウム・フライアッシュの双方向輸送に使用される
ホキ1000です。岡見貨物で使用されるタキ1100と同じ積荷を
運びますが、こちらはホッパー車となっております。写真は
ホキ1000の試作車の901号車です。
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八戸臨海鉄道 [臨海鉄道紹介]

臨海鉄道紹介の5回目は八戸臨海鉄道を紹介します。
八戸臨海鉄道は、青森県八戸市の八戸貨物駅と北沼駅を
路線で、北沼駅には三菱製紙専用線が接続しており、現在は
三菱製紙からの紙製品の輸送が主な財源です。

写真は八戸貨物駅構内にある機関庫です。
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八戸臨海鉄道線の終着駅の北沼駅構内です。写真の手前側に
三菱製紙の専用線が接続されています。
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三菱製紙構内ヤードの様子です。
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八戸貨物駅構内で入替えを行うDD56 2です。現在は水色に塗色
変更されている模様です。
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八戸臨海は一度旅行の途中で寄ったのみで、列車運行の写真が
撮れていないので、近いうちにじっくり撮影したいと思っています。
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秋田臨海鉄道 [臨海鉄道紹介]

臨海鉄道紹介の4回目は秋田臨海鉄道を紹介します。
秋田臨海鉄道は奥羽本線の貨物支線の終点の秋田港駅を起点に
南北に伸びる臨海鉄道です。

路線は南線(秋田港~向浜間)及び北線(秋田港~秋田北港間)
から成っていますが、現在列車の設定があるのは南線のみで、
北線は休止扱いとなっております。

写真は秋田市ポートタワー・セリオンから見下ろした秋田港駅です。
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現在も列車の設定のある南線の旧雄物川橋梁を行くコンテナ列車
です。列車は向浜駅の先にある日本大昭和板紙東北工場まで
向かいます。
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向浜駅から秋田港駅へ向かう列車です。写真の2両目に化成品
タキが連結されていますが、化成品タキ全廃で今では見られません。
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日本大昭和板紙東北構内で入換えを行うスイッチャです。
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北線を行く濃硫酸タキ編成の列車です。以前は小坂製錬小坂製錬所
から、秋田北港駅に隣接する秋田製錬飯島製錬所への濃硫酸輸送が
ありましたが濃硫酸輸送の終了により現在は列車の設定はありません。
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北線を秋田製錬飯島製錬所へ向かうDD56 2の単機回送です。
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秋田港駅構内にたむろしていた今では見られない化成品タキ達です。
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福島臨海鉄道 [臨海鉄道紹介]

臨海鉄道紹介の3回目は福島臨海鉄道を紹介します。福島臨海鉄道も
前回紹介した仙台臨海鉄道と同様に東日本大震災で大きな被害 を受け
現在復旧が進められておりますが、震災以前の姿を紹介させてもらいます。

福島臨海鉄道は常磐線泉駅から小名浜駅に至る5.4kmの路線を持つ
臨海鉄道で、途中の宮下駅からは東邦亜鉛の専用線が分岐しています。
写真は泉駅に進入するコンテナ列車です。
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途中駅の宮下駅です。東邦亜鉛関連の亜鉛精鉱トキや今はなき硫酸
タキの姿が見えます。
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コンテナ扱いがメインの小名浜駅です。構内には機関区が設置されて
いる他、貨車の検修施設もあります。
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JR線との接続駅である泉駅に進入するDD55 3の引く亜鉛タキ+
亜鉛トキによる編成の列車(東邦亜鉛号)です。
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小名浜駅から埠頭に向かう路線です。写真のセメントサイロ方面へ
路線が伸びていたようですが、現在は列車の入線は無い模様です。
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宮下駅を発車する東邦亜鉛号です。福島臨海鉄道は腕木式信号が
残る数少ない路線です。
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宮下~泉間を行く小名浜駅発のコンテナ列車です。
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最後に宮下駅に留置されている貨車ファンには有名な保存貨車たち
です。今でも健在なのでしょうか?
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