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岩沼 丸昭興業岩沼工場専用線 [廃止専用線]

丸昭興業岩沼工場専用線は東北本線岩沼駅から丸昭興業岩沼工場
を結ぶ専用線で鶴見線の扇町にある昭和電工川崎事業所よりタキ車に
よる液化アンモニアの到着がありましたが、丸昭興業の本社移転に
ともなう岩沼工場自体の閉鎖により2008年3月に廃止となりました。

写真は岩沼駅ホームから見た専用線の様子です。
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こちらは駅外から見た駅のヤード及び専用線の様子です。写真中央の
専用線でタキ車が荷役中の様子が分かります。
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専用線はタキ車の引き上げ線と荷役線のみのこじんまりとした専用線
でした。専用線の真横に生活道路が通っていたので、専用線の様子を
間近に見る事が出来ました。
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ここの入換はアント君が担当していました。
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タキ車の荷役中の様子です。
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専用線で運用されていた日本陸運産業(現日陸)のタキ18600です。
当時全国でも扇町~岩沼間でしか運用されていなかった珍しいタキ車
で、白くて長いタンク体特徴的でした。
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ここで運用されていたタキ車たちは一見皆同じように見えてタンク体
等に細かな差異があったり、常備駅が神栖駅・越中島駅・村田駅
(現千葉貨物)などバラエティーに富んでいたのが興味深かったです。


岩沼駅構内の入換はJR貨物のスイッチャー(協三20t機)が担当して
いました。JR貨物のスイッチャーの塗色はオレンジ色が多数ですが、
ここは珍しい青・白でした。(ここ以外では川崎車両所でも見られます。)
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駅ホームから見たスイッチャー君の寝床です。(まるで犬小屋ww)
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タキ車の車票です。危険品車票を示す赤ラインが入っています。
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工場内で荷役中の液化アンモニウムのローリー車です。タキ車と同様に
白色に塗られています。これは高圧ガス保安法容器保安規則で塗色が
規定されている為で、液化塩素車の黄色(タキ5450)やLPガス車の灰色
(タキ25000)などがよく知られています。
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【おまけ】
丸昭興業のあった岩沼駅の西側には専用線の他に砕石線があり、JRの
ホキ800が入線しているのが見られます。
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運用は不定期なので、完全に時の運ですがまれにED75による入換の
様子や積車のホキの姿などが見られます。
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岩沼には以前仕事の関係で駅から歩いて行ける所に住んでいた
ので、専用線好きの私にとっては最高の環境でした。住んでいた
当時、休みの度に専用線や数少なくなったED75が牽く貨物列車を
撮りまくっていたのが懐かしいです。 ( ´∀`) 

次回は岩沼駅に接続するもうひとつの専用線を紹介します。


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酒田港 酒田臨港開発 [廃止専用線]

酒田港駅周辺には前回紹介した東北東ソー酒田工場専用線の他
にも多くの線路が張り巡らされており、各社の専用線及び山形県営
公共臨港線等が酒田港駅に接続しておりました。

今回は訪問当事(2006年・2007年)に確認出来た専用線と廃線跡
を紹介します。

まずは貨車ファンの方には有名な貨車解体線です。酒田港をまたぐ
陸橋の上から全景を見る事が出来ました。ここは仙台港や半田埠頭と
並ぶ廃車になった私有貨車たちの最期の地の一つでした。
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訪問した日はコキ5500がここで最期の時を待っていました。
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なんとも物悲しい光景でした。
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隣接した解体業者敷地と線路の間には壁代わりにタキ車の輪切りや
ワキ車の車体がずらりと並べられており、一種異様な光景でした。
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こちらは山形県営公共臨港線です。酒田港の最奥にある大浜埠頭
まで線路は伸びており、かつてはここに花王酒田工場専用線や東北
東ソー化学酒田西工場専用線等も接続していたそうですが、訪問時
は引き上げ線として使用されていた酒田港駅付近の一部を除き、既に
使用されている形跡はほとんどありませんでした。
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大浜埠頭の終端部です。
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酒田港駅に隣接した元山形食糧事務所酒田政府倉庫にもかつて
は専用線が接続しており、線路の一部と遺構が残っておりました。
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写真では分かりませんが、2列に並んだ倉庫の間に線路が敷かれて
おりました。
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こちらは終端部です。車止めが見えます。
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これらの倉庫は既に使われていませんでしたが、戦前から存在して
いたそうです。壁面や柱には雲形迷彩が施されており、ここが戦争の
生き証人である事を主張しておりました。(ちょっと不気味ですが・・・)
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“たばこをのむな”の看板に時代を感じます。
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ここには酒田臨港開発のスイッチャーが2両在籍しており、専用線
及び公共臨港線の入れ替えを担当しておりました。

まずはメインの協三製20t機です。ロッド式の古めかしいタイプでした。
雪国らしく大きなスノープローを装備しておりました。
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こちらは予備機の協三製15t機です。こちらもロッド式です。
丸っこい外観がなんともかわいいスイッチャー君でした。
(いままで見たスイッチャーの中で一番好きかもしれません。)
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専用線は無くなってしまいましたが、酒田港駅自体は健在ですので、
またいつか訪問したいと思っています。



【おまけ】
解体線にいたコキ5500をよ~く見ると・・・。 “日本国有鉄道”や
“汽車会社”や“若松車両センター”、はたまた“輪西貨車職場”
など今では存在しないシブイ銘板がずらりと並んでおりました。
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・・・正直、欲しかったです。



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酒田港 東北東ソー化学酒田工場専用線 [廃止専用線]

東北東ソー化学酒田工場専用線は羽越本線貨物支線(通称酒田港線)
酒田港から分岐していた専用線で工場で生産された各種化成品を専用
タキ車によって発送しておりましたが、2008年3月に廃止されました。

現在も鉄道輸送自体は継続している模様で、一部の製品については
タンクコンテナ化された上で酒田港駅から発送されているそうです。

工場入口は近くの陸橋の上から見えるものの、構内については一部を
除きほとんど見えない為、撮影が非常に難しい専用線でした。
(そもそも化学工場の為、見えたとしても工場内に向かっての撮影は
トラブルの可能性があります。専用線の撮影時は工場内の建物・プラント
等が極力入らない様に撮影する様に心掛けております。)

工場入口の様子です。写真の手前方向が酒田港駅になります。
中央左に見える扉が閉まっている建物がスイッチャー君のねぐら
です。
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構内には留置中の化成品タキ車の姿が見えます。
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先にも述べたとおり、工場内の専用線が見えるポイントはほとんど
ありません。こちらは工場の裏手にあった数少ないポイントのひとつ
です。休車中?の化成品タキ車たちが留置されていました。奥の方に
見たことのない葉巻型の気になる貨車が連結されていたのですが、
形式の判別がつきませんでした。 ( ゚Д゚) < キニナル
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工場に隣接したゴルフ練習場の駐車場の横にもう一箇所留置中の
貨車が見えるポイントがありました。ここも基本休車もしくはお役御免
になった車両が留置されていた模様で、なにか物悲しい風景でした。
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ここで見られたタキ車を紹介します。

タキ2600(タキ2637・カセイソーダ液専用)
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タキ5050(タキ55081・塩酸専用)
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タキ4200(タキ24216・カセイソーダ液専用) 【酒田港駅撮影】
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タキ7750(タキ17772・カセイソーダ液専用) 【酒田港駅撮影】
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タキ5450(タキ125450・液化塩素専用) 【酒田港駅撮影】
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ここには2回訪問しておりますが、1回目はスイッチャー君の姿は全く
見えず、2回目に訪問した時にやっとスイッチャー君の姿を見かけた
ものの、工場の奥で昼寝している姿しか見えませんでした。その為、
仕方なく酒田港駅周辺をウロウロしていると・・・ なんとスイッチャー
君が工場の外に出てきているではありませんか!!

・・・あわてて工場入口へ戻って撮影しましたが、この写真が精一杯でした。
協三工業製30t機です。
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ちょうどスイッチャー君のお帰りの時だったみたいで、そのままねぐらの
中へ入ってしまいました。なお、この子は専用線廃止後、前回紹介した
羽前水沢の水澤化学工業水沢工場専用線へ移籍し、ブルーに塗り替え
られた上で、同専用線廃止まで活躍しました。
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酒田港駅にはその他にもいくつかのディープな専用線が接続しており
ましたので、次回紹介させて頂きます。
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羽前水沢 水澤化学工業水沢工場専用線 [廃止専用線]

水澤化学工業水沢工場専用線は羽越本線羽前水沢駅に隣接した
専用線で工場で生産された製品をコキ車で出荷していた他、原料の
濃硫酸タキの到着もありましたが、2014年4月末頃に廃止となった
そうです。

写真は羽前水沢駅ホームから見た専用線の様子です。主力製品の
ガレオンアース(活性白土)用の青いタンクコンテナの載ったコキ車や
濃硫酸タキの姿が見られました。

濃硫酸タキは安中の東邦亜鉛などから到着しておりましたが、2008年
3月改正で一足先に廃止になっております。
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ガレオンアース(活性白土)用のUT20Aタンクコンテナの載ったコキ車
です。このコンテナは全国各地に発送されているので、見たことのある
方も多いのではないでしょうか。
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製品のタンクコンテナへの積み込みは専用線終端のホッパーで行わ
れていました。専用線廃止後はここにUT20Aを積載したトラックが
直接乗り入れて荷役を行っているそうです。
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こちらは濃硫酸の荷役設備です。黒い化成タキたちの姿も遠い昔
のこととなってしまいました。(´;ω;`)
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ここには2006年と2007年の2回訪問しましたが、酒田港と掛け持ち
をしていた事もあって、滞在時間を長く取ることが出来なかったので、
スイッチャーの動いている様子を撮影する事が出来ませんでしたが、
3880レの到着・入れ替えシーンは撮ることが出来ましたので、その時
の様子を簡単に紹介します。

3880レが酒田方面から中線に到着します。(2007年8月)
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専用線の端には連結待ちのコキ車が既にスタンバッています。
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到着した列車は数両が切り離された上で一旦、新潟方面へ引き
上げられます。
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引き上られげた列車はバックで専用線に進入して来ます。
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出荷コキ車の連結が終わりました。
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コキ車の連結が終わった列車は再度新潟方面へ引き上げられた
のちに再度中線へ転線し、中線の残りの編成と連結されたのち、
出発まで待機します。
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こちらは2006年に撮影した同アングルの写真です。いずれも化成品
タキや水沢化学のブルーのUT20Aが連結された専用貨物らしい編成
が魅力的な列車でした。
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ここのぬしは北陸重機製(20t?)のブルーのスイッチャー君でした。
2006年に訪問したときはサビが目立つ残念な姿でしたが
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翌年再訪した時はきれいに塗り替えられておりました。
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しかしながらその後、この子はお役御免となって酒田港の東北東ソー
にいた協三30t機と交代になったそうです。


スイッチャー君たちの入換え撮りたかったな~



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塩川 セメントターミナル会津営業所専用線 [廃止専用線]

セメントターミナル会津営業所専用線は磐越西線塩川駅に隣接した
専用線で電化セメント青海工場からセメントタキ車が到着してましたが、
2007年3月に廃止となりました。

会津営業所の全景です。荷受線1本のみのシンプルな専用線でした。
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雪国の専用線らしく荷受線全体が屋根に覆われていました。
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列車は会津若松方面からやって来ておりました。写真は会津若松駅
での出発待ちの様子です。この後、列車は塩川駅へ向けて出発して
行きます。
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この日のカマは756号機でした。このカマは最終的に門司へ転属し、
岡見貨物の終焉まで活躍していたカマなので、個人的に思い入れの
あるカマです。この頃は助士席側の窓にプロテクターが装着されて
おりました。
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列車が塩川駅へ到着しました。
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列車は駅に到着すると専用線に入線する為に一旦、喜多方方面に
引き上げられます。
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引き上げられた列車はその後バックで専用線に入線します。ここの
入れ替えはスイッチャーではなく、列車を牽いてきたDD51がそのまま
行います。
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DD51は出発までこのままここで待機します。
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専用線に入線後、直ちに荷卸しが行われておりました。
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やっぱDD51が牽く貨物はかっこえ~ですね。



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広田 住友大阪セメント広田サービスステーション専用線 [廃止専用線]

住友大阪セメント広田サービスステーション専用線は磐越西線広田駅と
駅北側にある住友大阪セメント広田サービスステーションを結ぶ専用線で
電化セメント青海工場からセメントタキ車が到着してましたが、2007年
3月に廃止となりました。
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サービスステーションの全景です。
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専用線は荷役線と機回し線のみのシンプルな配線でした。スイッチャー
君の入れ替えを是非撮影したいなと車中泊までしてやって来ましたが、
この日は運転日ではなかったみたいで残念ながらスイッチャー君の姿は
見られませんでした。。゚(゚´Д`゚)゚。
ちなみにここにはオレンジ色の日立製の20tロッド機がいたそうです。
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まるで模型の様なこじんまりとした外観が個人的には好みでした。
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現役だった日立20t君は見れませんでしたが、専用線の端っこには
以前のぬしだったスイッチャー君が放置されていました。
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珍しい川崎製の15t機です。なんともかわいいやつです。 (*´ω`*)
住友セメントの社紋が取り付けられていますね。
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草に埋もれ自然と同化しつつありましたww
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ここに来ていたセメントタキ車です。住友セメントのタキ1900が入線
していました。
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入れ替え撮りたかったな~        ↓ この子のww
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【おまけ】
広田駅の横には三菱製鋼広田製作所が盛業中ですがよ~く見て
みると・・・。
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引込み線の跡がありました。調べてみると1980年代まで専用線が
接続していたみたいです。
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安積永盛 太平洋セメント安積永盛倉庫専用線 [廃止専用線]

太平洋セメント安積永盛倉庫専用線は東北本線安積永盛駅から
駅の南側にある太平洋セメント安積永盛倉庫を結ぶ専用線で
1999年6月の廃止までチチブセメントのセメントタキ車が到着して
おりました。
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専用線は駅の南側から分岐していました。
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専用線の全景です。ホーム付きの倉庫がなんともいい感じです。
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ここには2006年と2007年に訪問しましたが、スイッチャー君が
残っていました。
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荷役設備もそのまま残っていました。専用線内の草もきれいに刈ら
れていて、まるで現役の様でした。
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セメントサイロのチチブセメントの文字がシブイです。(`・ω・´)
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ここのぬしだった協三10t半キャブ君です。チチブセメントの社紋付き
の緑色の2トーンカラーがシブイです。(こればっかww)
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幸いこの子は現在足尾で当時の姿のまま保存されているそうです。
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中々良い雰囲気の専用線だったので、廃止後の姿しか見れなかった
のが残念です。
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【おまけ】
安積永盛駅の隣にある郡山貨物ターミナルにもセメント専用線が
ありました。ここはセメントターミナル郡山営業所の専用線でセメント
ターミナルの淡緑色のタキ1900が入線していましたが、こちらも既に
2003年3月に廃止となってなっております。
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廃止後は貨車の留置線として使用されている模様で、訪問したときは
荷役線にワム80000やホキ800が留置されていた他、
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ヨ太郎君も昼寝していました。
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矢板 太平洋セメント矢板サービスステーション専用線 [廃止専用線]

太平洋セメント矢板サービスステーション専用線は東北本線矢板駅
から太平洋セメント矢板サービスステーションを結ぶ専用線で、前回
紹介した宝積寺と同様に武州原谷の秩父太平洋セメント秩父工場より
セメントタキ車によってセメントが到着していましたが、 2006年3月の
ダイヤ改正で廃止となりました。

専用線は駅の南側より分岐しています。
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専用線へはスイッチバックの形で入線します。
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ここにはチチブセメントのホキ車とタキ車が入線していました。
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荷役施設です。アント君の姿が見えます。
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ここも前回の宝積寺同様に先祖代々のアント君が4台もお休みして
おりましたww
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専用線の線路の脇には“日本たばこ線・二社共用線”と記載された
境界標がありました。
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線路は訪問した時にはすでに線路は途切れてしまっていましたが、
以前はこの先にあった日本たばこ産業矢板倉庫まで専用線が続いて
おりました。
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専用線の跡をたどって行くと・・・。
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倉庫が見えてきました。訪問したときはちょうど線路の撤去工事を
行っている最中でした。。・゚・(ノД`)・゚・。
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倉庫の中には剥がされた線路が積まれていました。
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専用線の終端部です。既に倉庫は使われていなかった模様で、
人の気配はありませんでした。
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ここで活躍していたスイッチャーたちです。

メインはDB064のナンバーのついた日立15t機です。専用線廃止
後は足尾で保管されているそうです。
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ロッド式の足回りが特徴的です。
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こちらは予備機の協三10t半キャブです。もともとは日本たばこ産業
矢板倉庫の中で入換に使用されていた模様です。
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ここもスイッチャー君達が動いているところを一度も撮影出来なかった
のが、残念です。
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宝積寺 太平洋セメント宇都宮北サービスステーション専用線 [廃止専用線]

太平洋セメント宇都宮北サービスステーション専用線は東北本線
宝積寺駅に隣接した専用線で、武州原谷の秩父太平洋セメント秩父
工場よりセメントタキ車によってセメントが到着しておりましたが、
2006年3月のダイヤ改正で廃止となりました。

ここは専用線の横に近隣住民が使用している通路?が通っていた為、
専用線を近くで観察する事が出来ました。
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下の写真の真ん中の部分が通路です。訪問した時も近隣住民の方が
結構通っていました。
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こちらは荷役設備です。シートを掛けられたアント君がいるのが見えます。
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専用線の終端部にもアント君が居ました。
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近寄ってみると3台もいました。
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引退した先代・先々代・先々先代のアント君がお休みになって
いたみたいです。(゚∀゚)
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アント15のロゴが入ったカバーが素敵です。( ´∀`) コレホシイ
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ここは2回しか訪問できなかった為、アント君の入換の様子は撮影
出来ませんでしたが、駅で昼寝中のPF君と留置中のタキ車を撮る
事が出来ました。
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ここへの輸送は明星セメントのタキ車が使用されていました。
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アント君の入換えを撮りたかったな~
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日立 日立セメント専用線 [廃止専用線]

だいぶ間が空きましたが、久々に専用線紹介をさせてもらいます。

日立セメント専用線は常磐線日立駅から駅北側にある工場を結ぶ
専用線でセメントタキ車によってセメントが隅田川や荒川沖へ出荷
されておりましたが、2006年3月のダイヤ改正で廃止されました。

写真は日立駅の北側から工場方面を写したものです。手前のタキ車
がいる線路は日立駅構内のヤード部分で道路の向こう側が工場に
なります。
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工場入口の様子です。専用線が公道を横切っていました。
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2両の青いスイッチャー君が見えます。
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専用線の入換はJRの到着後に行われていました。EF81に牽かれた
列車が到着すると・・・。
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工場入口の門が開きます。
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すると程なくしてスイッチャー君が駅に向かいます。
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駅に向かったスイチャー君が空車タキを連結して戻って来ました。
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道路を横断するスイッチャーは中々の迫力です。
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空車タキ引き込み後、工場内の入換を行います。
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ここの工場は市街地にある為、狭い敷地内にびっしりと詰め込ま
れたタキ車たちが印象的でした。
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ここで見られたスイチャー君たちです。

主力の川重製35t機(No.352)です。
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こちらは予備機の日立35t機(No.351)です。
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【おまけ】
日立といえばもう一つ日立製作所の専用線が駅の南側に接続
しており、シキ車によって変圧器が輸送されておりましたが、
近年は全く出荷実績がない模様で現役なのかわからない状態
です。

写真は公道から専用線の様子が見られるところがあったので、
ちょっと覗かせてもらったところです。一応、工場の奥へ線路は
続いているみたいです。
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そして駅のほうへ振り返ってみると・・・。おっ!
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スイッチャー君が居ました。さすが日立製作所だけあって日立製
のスイッチャーでしたww  日立のロゴが渋いです。(残念ながら
スイッチャー君は現存していない模様です。)
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日立運輸東京モノレール(株)の社名に萌え萌えですww
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