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伯耆大山 王子製紙専用線 [現役専用線]

王子製紙専用線は山陰本線・伯備線の伯耆大山駅から王子製紙
米子工場に至る専用線で製品の紙を輸送するコンテナ車が入線します。
ここは伯耆大山駅へのコキ車の引き出し及び工場への引き込みの
運行1日数回行われる他、日中は工場内の入替も活発に行われる為、
撮影のチャンスが多い専用線です。

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工場より出荷された製品は米子(操)~伯耆大山~西岡山を結ぶ列車
により運ばれます。

写真はEF64に牽かれて到着した列車です。
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EF64 0番台の活躍が見れるのもこの伯備線貨物が最後となりました。
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工場から伯耆大山駅への運転は基本朝と午後に運転が行われて
いる模様ですが、運行時間は日によって異なる模様で、撮影には
根気が要ります。
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但し、この専用線は入替えの際に頻繁に工場の外に出てきますので、
スイッチャーの撮影のチャンスは結構多いです。
(但し、工場に向けては撮影禁止で最近特に厳しくなった模様です)
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この専用線のもう一つの魅力としては、伯耆大山駅構内の入替も
スイッチャー(JR)で行われている事が挙げられます。
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その為、ここでは全国でも珍しい専用線スイッチャーとJRスイッチャー
との競演が見られます。
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ここで見られるスイッチャー達を紹介します。

日立20t機(角キャブ) 
専用線のスイッチャーは日通米子支店の所属です。
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日立20t機(丸キャブ)
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北陸重機20t機
この子は2012年3月まで高崎線岡部駅に隣接していた新日本石油
専用線で活躍していましたが、同専用線の廃止に伴いこちらに移って
来ました。岡部でも何度も撮影したこの子にここで再会するとは感慨
深いものがありました。
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この専用線はスイッチャーの入替えが激しいようで、以前いた日車15t
などの姿が見られなくなった一方で、工場の奥には海山道の三菱
化学専用線で働いていた濃緑色の日車25t機の姿が見られました。

こちらは伯耆大山駅で入替えを担当しているJRのスイッチャーです。
ここは2台の協三20t機が配置されており、交互に使用されている
模様です。
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この専用線は撮影のチャンスが多く、また近くに米子(操)や後藤綜合
車両所もあるので、おすすめの専用線のひとつです。


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