５月某日 いすみ鉄道

小湊鐵道の里見駅を見学した後は上総中野駅へ向かいました。この駅は
無人駅ですが、小湊鐵道・いすみ鉄道の接続駅となっています。


駅のまわりを撮影しているとちょうどいすみ鉄道の列車がやって来ました。


せっかくなので近寄ってパチリ。ホームの上にはキハ52を模した自販機が
設置されています。


列車はすぐに大原に向かって発車して行きました。


列車を見送ったあとは、駅をじっくり見学させてもらいました。共同利用駅
なので、駅舎内は向かって左側（大原側）にはいすみ鉄道関連の


右側（五井側）には小湊鐵道関連の掲示が貼られています。


ホームは駅舎側ホームが小湊鐵道、奥の島式ホームの方がいすみ鉄道
の乗り場になります。




現在両鉄道間の直通列車は乗り入れていませんが、写真の左端の線路
で繋がっています。



上総中野駅を見学した後はいすみ鉄道の大多喜駅へ向かいました。


駅に到着後に車庫の方へ向かうと、国鉄色のキハたちが目の前で昼寝中
でした。キハ28の方はほとんどクラの中でしたが、キハ52は国鉄一般色に
塗り替えられた美しい姿を見る事が出来ました。


キハ52とキハ28のお隣には国鉄一般色のキハ20も昼寝していました。
この新潟トランシス製のキハ20にも是非お会いしたいと思っていたので、
ラッキー!! でした。


キハ52と並ぶ姿もいい感じです。


国鉄感満載ですね。 ( ´∀｀)


キハたちを満喫した後は入場券を買って駅ホームへ。


目の前にはいすみ206が留置されていました。既に廃車になっているみたい
ですが、ここで保存されている模様です。


ここも良い雰囲気の駅ですね。


昭和感がいっぱいです。




こんなのもいました＾＾



大多喜駅を見学した後はこの日最後の国吉駅へ。構内にはお目当ての
キハ30の姿がありました。


塗装も綺麗です。今にも走り出しそうですね。


キハ30のそばにはこちらも大好物の保線モーターカー（TMC-400）も
昼寝していました。


塗装からしてJR東日本にいた車両みたいです。



いや～楽しかったです。駆け足でしたが、小湊鐵道といすみ鉄道をたっぷり
堪能させてもらいました。



また、こよっと。 (ﾟ∀ﾟ)






【おまけ】
国吉駅で見かけた自販機たちです。上総中野駅で見かけたキハ52色の
他にいすみ鉄道カラーもありました。（真ん中がキハ28だったら完璧でした）

５月某日 小湊鐵道 その②

前回訪れた小湊鐵道にいきなりハマってしまったので、2週間後にまたまた
出掛けてしまいました。まだ外出自粛期間中でしたので、出来るだけ人の
いないところを回る事にしました。

（いきなり言ってる事と違いますが＾＾） 五井駅にちょこっと寄ってキハたちが
たむろしている機関区と駅の様子を撮影してから、







この日の目的地の里見駅へ。　


小湊鐵道の駅の多くは昔ながらの木造の駅で趣がありますね。なんとも良い
雰囲気です。


ここに来た目的は前回訪問時に五井駅構内にいた木造貨車のうちの一部が
里見駅に移動したとの情報があったので、それを見に来たのですが・・・

おっ!! いましたよ。前回訪問時五井駅構内で砕石を積んでいた無蓋貨車が
2両共、側線で昼寝していました。


荷台には枕木などが積まれたままになっていました。


積み荷が載っている無蓋車というのもたまりませんね～ ( ´∀｀)


車体の所々が朽ちているのも味があります。表記類はほとんどが消えて
しまっていましたが、かろうじて小湊鐵道の文字が残っていました。


この無蓋貨車はトム1形という形式だそうで、小湊鐵道開業時に入線した
大正生まれの貴重な車両との事です。


トム1形の後ろには有蓋緩急車（ワフ1）も連結されていました。


こちらも木造の車両です。トム1形同様、見事な朽ちっぷりで車体の表記は
殆ど消えてしまっていました。


せっかくなのでじっくりと細部も撮影させてもらいました。




台枠にはワフ1の文字と


小湊鐵道のペイントが残っていました。


いや～たまんないっす。 これらの貨車たちが本線を走ったと思うとゾクゾク
してしまいます。



古典貨車たちをじっくり撮影した後は、ちょうど列車がやって来る時間だった
ので駅外れの踏切へ。それにしても素晴らしい風景ですね。


そんなこんなしていると五井駅行きの列車がやって来ました。


ホームにキハが止まっているだけでも絵になりますね。来て良かったです＾＾



次回に続きます。

５月某日 小湊鐵道 その①

前回の続きです。

京葉臨海鉄道を撮影したのちは帰り道に以前から訪問したいと思っていた
小湊鉄道の五井駅に寄ってみる事にしました。

駅の跨線橋の上から構内を覗いてみると・・・　そこにはザ・昭和の風景が
広がっていました。


いや～すごいですね。令和の時代にこの様な風景が現役で残っているのは
奇跡だと思います。


目の前にキハ200の2両編成が止まっていたので、撮影していると・・・　んっ!?


なんと!! キハ200の後ろに無蓋貨車がくっ付いていて、しかもまさに保線作業
の真っ最中ではありませんか! 初訪問でえらい光景を見る事が出来ました。



本当は外から撮影して終わりにするつもりだったのですが、思わずホームに
向かってしまいました。






ちょうど砕石を撒き終わったところだったみたいで、貨車のあおり戸を閉める
シーンを見る事が出来ました。古い貨車なので、あおり戸を閉めるのも大変
みたいですね。




その後は無蓋貨車を連ねたキハ200が構内をウロウロするシーンもじっくりと
見る事が出来ました。


それにしても五井駅はホームも懐かしさでいっぱいですね。


昔ながらの駅名標も素晴らしいです。


なぜかイノシシのオブジェもありました。



駅を出た後は最後に駅のまわりをまわってみる事にしました。五井駅には
小湊鉄道の本社と五井機関区が隣接しています。


五井機関区にはかつて小湊鉄道で活躍したSLが保管されており、公道から
見る事が出来る他、申し込みを行なえば構内で見学する事も出来るそうです。
（現在は新型コロナ感染拡大防止の為、見学は中止しているそうです。）




機関区の奥の方には保存車のキハ5801のお顔もちょこっと見えました。



さらに進んで行き構内の外れに着くと・・・ なんと!! 先程のキハ200に牽かれた
無蓋貨車が砕石を満載してスタンバっているではありませんか! まだ保線作業
は終わっていなかったみたいですね。


という事でもう一度構内で砕石を撒くシーンを見学させてもらいました。


いや～ すごいっす。



さらに構内には木製有蓋車が多数現存しているのも見られました。




ここはまるで博物館みたいですね。めちゃくちゃハマりそうです。