武州原谷 秩父太平洋セメント秩父工場専用線

秩父太平洋セメント秩父工場専用線は秩父鉄道の武州原谷駅（貨物
専用駅）に隣接する専用線で、群馬県の叶山鉱山からベルトコンベア
で運ばれて来た石灰石を太平洋セメント熊谷工場まで出荷しています。

武州原谷駅の全景です。一番手前の線路が秩父鉄道の本線です。


駅にはこの様な駅名票が掲げられています。


駅構内に秩父太平洋セメントの工場が隣接しています。どこまでが
駅でどこからが専用線かよく分かりませんｗｗ


先日紹介した秩父太平洋セメント三輪鉱業所専用線と同様に秩父
鉄道のデキ車とヲキ・ヲキフによって石灰石が輸送されています。
写真は駅構内の入換の様子です。


ここにもスイッチャー君がいます。日立製45ｔ機のD304号です。
無線による遠隔操作が可能だそうです。ボックス型の添乗用の
ステップが特徴的です。




2006年3月まではここからセメントの輸送も各地に向けて行なわ
れておりましたが、現在は廃止となっております。写真はセメント
輸送廃止後の様子で構内には仕事が無くなったセメント貨車達が
あふれていました。


写真に見えるホームは以前袋詰めセメントを有蓋車で発送していた
時に使用されていたそうです。


構内の外れにはスイッチャーの車庫などが見られます。


こちらは倉庫代用のテキ車（テキ200）達です。現役時代は袋詰め
セメントの輸送に使用されていました。


奥のスイッチャーのねぐらには予備機の日立35t機が寝ていました。




ここで見られたセメント貨車達を紹介します。

秩父セメントといえばまず思い浮かぶホキ5700。


同じく秩父セメントのタキ1900。


同タキ12200。


日本セメントのタキ1900。


明星セメントのタキ1900。


これらセメント車達は廃止後数年はここでその姿をとどめていましたが、
のちに東港や酒田港に送られ解体されてしまいました。ﾟﾟ（泣´Д`）ﾟﾟ


【おまけ】
秩鉄といえば旧国鉄101系の生き残りの1000系が最後の活躍中
ということで、武州原谷で撮影した1000系の写真を(・∀・)

デキと1000系


いまは亡きウグイスカラー


1000系の引退までにもう一度撮影に行きたいな～
でも無理っぽい･･･(´・ω・`)ｼｮﾎﾞｰﾝ